Final projects by the members
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森 胤聡 「居住地に着目した日本・米国・オーストラリア・カナダにおける移民の同化に関する実証分析」
日本・米国・オーストラリア・カナダの4カ国における移民の同化の程度を決定する要因について、国勢調査データを用いて定量分析を行った。 -
金 正賢 "Do You Choose To Stay With Your Coworkers Or Family? A Study In Time Allocation On The After-Work Drinking Session"
This paper examines decision-making on the participation of after-work drinking with coworkers using goods and leisure tradeoff model. -
金丸 博樹 「最低賃金引き上げによる”スパイク効果”及び ”スピルオーバー効果”の実証分析 ―週次 Web 求人データの分析より―」
最低賃金引上げが最低賃金労働者以外の労働者の賃金への波及効果(スピルオーバー効果)を持つかを、週次求人データを用いて定量分析した。 -
中田 竜明 「時間変化する相互作用によるボラティリティクラスタリング創発モデルの検証」
Krawiecki(2002)によるAgent Based Modelにネットワーク構造を導入し, 各エージェントが自らと繋がるエージェントとのみ相互作用する場合でもボラティリティクラスタリングが創発することをシミュレーションを行い示した. -
津島 亮太 「Multi-Agent Simulation を用いた労働市場のモデリング」
シェリングの分居モデルにおけるエージェントのルールを参考に、労働市場における労働者と雇用主のマッチング状況についてシミュレーションした。 -
松下 旦 「Strategy-Proofness 制約下での最大マッチング」
学校選択問題において、「学生側のStrategy-Proofnessを満たすメカニズムの中で、マッチングのサイズができるだけ大きくなる」メカニズムを考察した。その結果、学生があらゆる選好順序を取りうる環境においては (i) 他のstrategy-proofメカニズムよりも常に大きなマッチングを達成するようなstrategy-proofメカ ニズムが存在しないこと、(ii) 現実の学校選択において最もよく使われているメカニズムであるDeferred Acceptance (DA)アルゴリズムは、 それ以上のサイズのマッチングを常に達成するメカニズムが存在しないという意味で最も望ましいメカニズムの1つであること、が明らかになった。
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土屋 直之 「選択肢問題の妥当性」
3択問題と4択問題を様々な理解度の受験者を想定してシミュレーションを行い、試験問題としての是非を考察した。 -
優 昌晟 「機械学習を用いた為替相場分析についての先行調査」
機械学習による為替相場予測について、先行研究を調査し、今後の卒論執筆に向けた展望を示した。 -
高橋 雅士 「労働市場におけるシグナリング理論の実証」
労働市場におけるシグナリング理論の実証・実験について先行研究の調査、手法の考察等の研究計画を行った。 -
小住 真央 「研究計画:動的計画法への行動経済学の導入」
経済主体に関する前提を崩すことでシミュレーションの結果に生まれる変化についての先行研究と今後の課題について。
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岡部 匡志 「日本のIPO市場におけるアンダープライシングの時系列分析」
過去20年のサンプル・データを用い、IPO市場におけるアンダープライシングをARモデルで説明した。 -
高橋 剛史 「サーブルの立ち合いにおける戦略分析」
サーブルの試合を、立ち合いを中心にコンピューター上で再現して、色々な戦略を持ったプレイヤー同士を対戦させて考察した。
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瀧川 英輝 「スマートフォンの通信キャリア市場における乗り換え割禁止が市場に与える影響」
乗り換え割の禁止が通信キャリア市場にどのような影響の分析についての研究計画です。 -
中田 竜明 「Ashlagi et al.(2015)の結果の再現」
不均衡なマッチング市場においてコアが小さくなるという結果を再現する。 -
齊藤 一織 「Learning in experimental 2×2 games(Chmura,Goerg,Selten,2011)の再現」
2×2ゲームにおける均衡概念の紹介と実験の再現です。
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山岸 敦 "Ambitious and Motivated Managers in R&D Competition"
製品開発競争においてあるバイアスのかかった経営者が持つ戦略的優位性を、ゲーム理論的に分析した。 -
小川 慶将 「ゼミ選考制度改革」
ゼミ選考制度のあり方についてマッチング理論に基づき考察し、新制度の導入を提案する。
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松下 旦 「ネットワーク上での協調ゲーム実験」
ネットワーク上の複数人で協調ゲーム及びバイリンガルゲームをプレイし、どのような均衡に収斂するかを調べる。 -
松下 旦 「繰り返し囚人のジレンマゲーム実験」
完全観測、不完全公的観測、不完全私的観測の3ルールの下、戦略間の協調がどの程度達成可能かを調べる。 -
池上 慧 「Yamaguchi(2015)の結果を再現」
Yamaguchi(2015)の結果をpythonを使って再現する。その際にtheanoを使ってみる。 -
加藤 真大 「2015年度の進捗の報告と2016年度の計画」
ある集団、たとえば隣人関係や学校のクラス、に所属する経済主体が教育への投資を行う際に、そのコミュニティから受ける影響を分析する。 -
飯田 大貴 「公共財供給ゲームの実験に至るまでの活動記録と2016年度の学習テーマについて」
県内総生産に影響を与える要因、特に人口や教育といった社会資本についての実証分析を考えています。 -
前田 花観 「じゃんけんゲームにおける理論実証の試みと合理性識別ゲームへの転換」
じゃんけんゲームによる分析の頓挫と高次合理性識別がプレイヤーにもたらす影響への考察の方針 -
大野 嵩侃 「高頻度取引が株式・債券市場の価格決定に果たす役割の考察」
既存の人工市場モデルに高頻度取引のモデルを加え,高頻度取引が市場価格やその変化にどう影響を与えているのか分析した.
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山岸 敦 「確率進化モデルと均衡選択、行動伝播」
(要約は1ページ目にあり) -
小川 慶将 「補完性のある複数財オークション」
補完性のある複数財オークション下において、The First Price Auction, Vickrey Auction, The Vickrey Nearest Rule, The Reference Rule Auctionの四つの制度について比較分析を行う。